送電線建設工事・保守工事
仮設・基礎工事
運搬用のモノレールの設置
建設現場は公道より離れている場合が多く資材や工具を直接現場へ搬入するため運搬用モノレールを設置しています。
敷地範囲の仮設工事
工事を行うに先だち、鉄塔敷地を含めて施工上必要とする工事範囲を造成しています。
鉄塔基礎工事(その1)掘削
台風や地震などで鉄塔が倒れないよう強固な基礎をつくる必要があり、掘削には機械や手掘りを併用して掘削を行います。
鉄塔基礎工事(その2)配筋
基礎と鉄塔を密接に連結させるため、鉄筋を配筋しています。
組立・架線工事
鉄塔の組立(その1)
鉄塔は等辺山形鋼や鋼管を使った部材を組合せつくられています。鉄塔のある現場まで移動式クレーンが入る場合などはクレーンを使用します。ほかにも台棒(鋼製)などで組立てたりします。
鉄塔の組立(その2)
地上で組み立てられた部材をクレーンで吊り上げ人の手によってボルトとナットで取付けをします。
架線工事
鉄塔間に電線を張る工事を架線(がせん)工事と言います。一度に電線を張れないため、細いロープからワイヤー、そして電線へと引き替え最後に電線を張ります。
架線工事(吊金工法)
道路横断箇所などの重要横断物件がある箇所で多く採用されている延線工法の一つで鉄塔間に張った支持線に多数の六面金車を吊り下げ電線の張替えなどで採用されています。
架線工事(ドローン延線)
ドローンを使用し架線区間の鉄塔間に細いロープを渡しその後ワイヤー、そして電線へと引き替え最後に電線を張る延線工法の一つです。
架線工事(緊線工事)
設計で決められた電線の弛みになるように電線の長さを調整しながら鉄塔方向に電線を取り込む作業です。
架線工事(緊線工事)
電線の長さを調整するため、電線にカムアロングと言う電線を把持する装置を付け鉄塔側のがいし装置へと取り込む作業です。